SWELについて

Soft & Wet matter Engineering Lab (SWEL)

swelman

ようこそ!私たちは山形大学工学部ソフト&ウェットマター工学研究室(古川 英光×川上 勝×牧野 真人×アジット コースラ×齊藤 梓×吉田 一也の6人の博士を擁する融合領域研究グループ)です。

SWEL(読み方は「スウェル」)では、ゲルと呼ばれる柔軟物質(ソフトマター)を研究しています。ゲルとは、網目状の高分子が溶媒を吸収し膨潤しているソフトマターで、ウェットなことに特徴があります。

SWELは教育機関や企業などと幅広く連携した新産業創出と、次世代のものづくりを支える若手の人材育成を展開するために、3Dプリンタをはじめとする次世代ものづくり機器が設置されたグローカル・メイカーズ・プラットフォーム(GMP)を整備しています。

そして、これらの研究開発の結果を社会で実際に使えることを確認する社会実装にも注力しています。米沢の商工会議所や飲食店の方と共同で新しい食品の開発を目指す「米沢いただきます研究会」、市民や観光客が3Dプリンターを使ったものづくりを楽しむことができる「駅ファブ」、廃校利用の地域創生事業熱中小学校に設置した「理科ファブ」の運営など、様々な活動を進めています。

私たちは先端ソフト&ウェット材料の科学と機械工学を探究する新分野—ゲルメカニクス、ゲルフォトニクス、ゲルロボティクス—の開拓を目指しています!

Yamagata University Research Overview:古川 英光

研究室代表の紹介

古川英光|Hidemitsu Furukawa

1968年東京生まれ。1996年に東工大学物理学専攻博士課程修了、博士(理学)。東工大助手、農工大助手、北大准教授を経て、2009年山形大学准教授に着任し、ソフト&ウェットマター工学研究室(SWEL)を立ち上げ、12年に同教授に昇任、現在に至る。

13年6月にライフ・3Dプリンタ創成センター(LPIC)を設立しセンター長となり、3Dプリンター研究の展開を開始 。14年1月にやまがたメイカーズネットワーク(YMN)に発起人に加わり同理事。14年2月に米沢いただきます研究会を発足、同代表。14年8月には米沢駅2Fに駅ファブを設置、同運営代表 。15年9月に高分子学会から高分子未来塾Websiteを公開し初代塾長に。

現在は3Dプリンター産業創出を狙い、16年11月に株式会社ディライトマターを設立、高分子ゲルの3Dプリンティング技術を強化する特別技術顧問に就任した。 17年3月にはソフトマターロボティクスコンソーシアムを立ち上げ、3Dプリンター活用による柔軟物質ロボット技術の開発を目指している。

主な研究分野

  1. 3Dゲルプリンターによるゲルの自由造形技術や低摩擦ゲルのコーティング法などを活用した、高強度・低摩擦ゲルの機械要素・ロボティクス・バイオメディカル分野への適用
  2. 相互架橋網目(ICN)ゲル、形状記憶ゲル(SMG)、イオン液体ゲルの合成など、新規の機能性ゲルの開発
  3. ゲルに特化した測定装置開発、ゲルシール材の摩擦挙動評価装置、ゲル-ガラス間の摩擦界面観察装置、ゲルのレオロジー分析装置
  4. 走査型顕微光散乱(SMILS)による微細構造解析法を活用した、高分子材料の内部構造の解析
  5. 高強度・低摩擦ゲルや機能性ゲルの力学物性や形状記憶、自己修復、摩擦、接着機構に関する研究、ゲルの変形や摩擦における速度や荷重、温度の影響の調査、表面加工による摩擦低減、電場の影響による摩擦制御など、ゲルの摩擦設計、シミュレーションによる解析、ゲルの電気化学、センサー・デバイスの開発
  6. 原子間力顕微鏡(AFM)技術を用いた単一高分子鎖の伸長実験、生体由来高分子の力-伸長曲線による分子構造・力学特性などの解析、ゲル表面における摩擦・摩耗状態などの解析
  7. 3D食品プリンター技術の開発、3D食品用の材料開発やそのテクスチャー測定、造形技術の確立
  8. 最先端の3Dデジタルものづくり技術の拠点であるGMP(グローカル・メイカーズ・プラットホーム)、川上モデル(分子・臓器モデル)をはじめとする3Dプリンティング技術の応用研究。地産食材、木材などの高付加価値活用と人材育成

 

https://twitter.com/gelmitsu